とりあえず1000冊読んでみる

人生の幅を広げるために1000冊読んでみる。軌跡を残すためのブログです。

495冊目:一流の人はなぜ落語を聞くのか

立川談四楼著 なぜ、一流の人は落語を聞くのか?私なりにこの本を読んで考えた。私の数少ない落語の経験からすると、まず観客をひきつけ、そこから話に入り、全体感を伝え、そして何人かの登場人物の様子、会話を伝え言いたいことをイメージ化、そして最後は…

494冊目:有名企業からの脱出

あなたの仕事人生が手遅れになる前に 富山和彦著 企業再生のトップを務められた著者が赤裸々に大企業の問題点に迫る。JALの再生時には稲盛和夫さんに会長をお願いしたなど当事者でしか書けない迫真に迫る。 カネボウ、ダイエー、JAL、そしてシャープ、…

493冊目:本気でFIREを目指す人のための資産形成入門

30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法 穂高唯希著 題名通り、30歳で会社を辞めた著者がどうやって資産を形成していったかの指南書。 大まかにいうと、配当性向の高い株を買え。アメリカ株は日本株と段違いに配当性向が高い企業多い。企業業績…

492冊目:自由

苛酷な競争の果てにたどり着いた哲学 末續慎吾著 あの末續さんの本。世界選手権で日本人として初めて単距離、200mで銅メダルを取り、北京オリンピックで100m×4人リレーで銀メダルを取った。まだ日本人が100mで10秒を切れなかった時で、最も期…

491冊目:八日目の蝉

角田光代著 不倫相手の家で赤ん坊を見て忘れるはずが衝動的に赤ん坊を連れ去り、4年間逃げながら育てていく物語。小豆島のフェリー乗り場で捕まるときに、「待って、その子はまだ朝ご飯を食べてないの?」という映画のセリフをうっすらと覚えていた。 捕ま…

490冊目:無(最高の状態)MU

あなたが無くなったのは今に始まったことではない 神経科学と脳科学 鈴木裕著 人は埋めれつきネガティブである。生存するためには、警戒心の強い人ほど生き残ってきた。だから人は遺伝子としてネガティブだ。また、人は瞬時に物語をつくっている、どんどんと…

489冊目:蘇るサバ缶

震災と希望と人情商店街 須田泰成著 2011年3月11日東日本大震災による大津波が、石巻市にあった木の屋石巻水産の缶詰工場を壊滅させた。工場跡地に埋まっていた何万という泥まみれの缶詰を、震災前からつながりのあった世田谷の経堂の町に運ばれ、磨…

488冊目:たのしく生きたきゃ落語をお聞き

童門冬二 以前から落語に興味がありというか、上司で魅力のある何人かが落語は面白いと言っていたのが頭の片隅にあり、たまたま立川談志さんの本を探していたところ、この本に出合った。童門冬二さんは講演を聞いた縁もあり、歴史的人物を現代の人物に置き換…

487冊目:樹木希林の80の言葉

自分らしい生き方を貫く 人生上出来と思いながら生きていく 桑原晃弥著 人はやたらと他人と自分を比べたり、他人からの評価を気にしてしまう。樹木希林さんは、小学生時代、人と比べなくていいんだとということに気づいて、人と自分を比べなくなった。それが…

486冊目:本屋さんで待ちあわせ

三浦しをん著 三浦しをんさんが書く書評。書評を書き始めた身としては参考になればという思いと、新しい本との出会いがあればとワクワクしながら一気に読んだ。一番最初は女工哀史に萌えるとあり、小学生、しかも女子が女工哀史を愛読している話から。つらい…

485冊目:旅がなければ死んでいた

坂田ミギー著 インパクトある題名に負けず劣らずの破天荒な旅経験。アフリカ、南米、チベットなどあまり人がいかないところ、その中でも、誰もができない経験、何日もかけてモンゴルの遊牧民に会いに行くなどあきらめずやり抜く、そして、そこに人との出会い…

484冊目:一人称単数

村上春樹著 この本は何なんだろう。村上春樹さんの自伝的回想録なのか?赤裸々にその時その時のことが刻まれている反面、猿が人間の言葉を話し酒を酌みかわすところがあるなど、村上春樹ワールドといえばそれまでだが。 何冊かエッセイなども読んだが、やっ…

483冊目:大阪から日本は変わる

中央集権打破への突破口 吉村洋文 松井一郎 上山信一著 言わずもがなの日本維新の会の面々。 大阪の府市二重行政の問題点を過去の歴史から学べ、その中で大阪維新の会の発足から抵抗勢力とどのように戦い、大阪メトロのような成果を上げてきたが綴られている…

482冊目:日本がウクライナになる日

河東哲夫著 プーチン大統領の写真とともにインパクトのある題名が目に留まり読んだ。 ソ連、ロシアの歴史、そこで生きている人々を知り尽くした筆者ならではの歴史観は一見のもの。4月に書かれてから、約半年どう動いてくのか注目。 ソ連崩壊、ロシアの独立…

481冊目:青春を山に賭けて

植村直己著 植村直己さんの山と出会い、そして5大陸最高峰のすべてを登頂するまでを描いたもの。お金がなくても情熱さえあればなんとかなる。それも並外れた情熱。破天荒ともいうべきもの。植村さんの挑戦の原点が記されている。時には出会った女性との恋も…

480冊目:ナンバーナイン

一生手放せない絵。一生忘れられない恋 原田マハ著 これも2回目。中国現代アート画商の女性のストーリー。女性は自分をしっかり持っていてずば抜けて美人ではないが、雰囲気のある、杏里を思い出させるイメージがある。貧乏画家の父を持ち、その才能を引き…

479冊目:涙のち虹

~12000日の回り道で見つけたもの 岡島つよし 天王寺らくどくスクールで異彩を放っていたオカジーの本。 33歳まで孤独で友達をつくることなく育ったオカジーがしゃべり方教室、楽読スクール、心理学教室などの経験から心を開いて、今ではたくさんの友…

478冊目:天才を殺す凡人

職場の人間関係に悩む、全ての人へ 北野唯我著 2回目。VOICYの本の紹介コーナーでこの本の話が出て、こんなんやったっけ。紹介する人がうまいのか?私の読みが浅かったのか?これはもう一度読まないといけないと思い早速読んだ。 要約すると、人には領…

477冊目:〈問い〉から始めるアート思考

吉井仁見著 ずばりアート思考とは、問いであると筆者はいう。アーティストは問いを見るものにあるいは社会に投げかけます。この問いをアート作品から感じられるようになるとアート鑑賞がもっと楽しくなります。 また、問を感じ取って自分なりに新しいものの…

476冊目:HSPとひきこもり

自分を生きるためのひきこもり=ソロ活のすすめ 浜松医科大学名誉教授 高田明和著 今までひきこもりの本は数冊読んできたが、これほどポジティブに書いてあり、そしてその背景、理由を明確にわかりやすく書かれた本は類を見ない。著者自身も長くうつで苦しん…

475冊目:FACT FULNESS

10の思い込みを乗り越え、データをもとに世界を正しく見る習慣 ハンスロスリング著 高等教育を受けた人の方が、チンパンジーよりも正解率が悪い。それほど思い込みが強い10の事例を解説してくれるもの。世界の見方が改めねばと思わせてれた一冊。 ①分断…

474冊:いま、台湾で隠居しています

ゆるゆるマイノリティライフ 大原扁理著 何もしない生き方。必要最低限の生活。常にあれもこれも、やらないといけない。すべきという生活をしている私としては、ひかれる題名。 お金が無くなれば介護の仕事をして、お金がたまれば働かず、家でゆっくりと生活…

473冊目:60歳で小説家になる

森村誠一著 60歳で小説家になるという題名、しかも森村誠一さんが書いているのに興味がぐっと魅かれ読んだ。今までの経験を活かせばだれでも小説家になれるというものだが、そんなわけはなく著書の経験を通した小説家の極意に触れることができる。 可能性…

472冊目:池上彰の行動経済学入門

働く君に伝えたい本物の教養 池上彰監修 行動経学についてわかりやすく具体的な事例をもとにわかりやすく書かれている。 何冊か行動経済学の本を読んだ後なので、容易に理解できるもの。そもそも池上さんの本は分かりやすいので、その部分も大きいと思慮。 …

471冊目:DIE WITH ZERO

人生が豊かになりすぎる究極のルール ビル・パーキンス 児島修訳 鴨頭さんがVOICYでおすすめの一冊として紹介してくれていたもの。 衝撃的な一冊だった。 エリザベスは、85歳で亡くなったとすると13万ドル分の資産を使わないことになる。これは13…

470冊目:副業のアイデア辞典

好きで稼ぐ100種の副業を紹介 中野貴利人著 そろそろ定年。そのままこの会社で働くのか、他のことにチャレンジするのか、自分にできることを探るために手に取った本。 こんな仕事が片手間にできるのか?そもそも本業で食べていくのが一握りなのにと思った…

469冊目:統計学が見つけた野球の真理

最先端のセイバーメトリクスが明らかにしたもの 鳥越規央著 久々のブルーバックス。統計学を学びたくて野球を元に学べるならわかりやすいんじゃないかと手に取った。 セイバーメトリクスとは、野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評…

468冊目:こころ

夏目漱石著 何年振りだろう。単身赴任先まで一緒に来ていてずっと前から気にはなっていたが、他に読む本がいっぱいあったので読んでなかったが、今週は事情があって家を出られず、本のストックがついたこともあり読んだ。 3回目。ところどころしか記憶にな…

467冊目:グレタ

たったひとりのストライキ マレーナ&ベアタ・エルンマン、グレタ&スヴァンテ・トゥーンベリ著 グレタの環境への意識創生から学生デモ、それが世界的な動きへとどうなっていくかが書かれている。環境問題をしっかりまずは勉強しないと恥ずかしくなった。 問…

466冊目:めざせ、命日が定年

終わり笑えばすべてよし 弘兼憲史著 弘兼さんの人生の後半戦の本は何冊か読んだが、この本も気さくに読めた。結構弘兼さんと感覚は近いかもしれない。 辞世の句が、まっいいか。これでピンときた次第。 その他、老いるもりっぱん成長、人生計画より明日の締…