478冊目:天才を殺す凡人
職場の人間関係に悩む、全ての人へ 北野唯我著
2回目。VOICYの本の紹介コーナーでこの本の話が出て、こんなんやったっけ。紹介する人がうまいのか?私の読みが浅かったのか?これはもう一度読まないといけないと思い早速読んだ。
要約すると、人には領分があって、無理せずにその領分を知ってその領分で戦えというもの。領分は天才、秀才、凡人。自分の領分を知って磨いていくと過去最高の自分に出会える。主語を人メインで語る人は凡人に多い。組織やルールなどの善悪で語る人は秀才に多い。世界や心理など卓越した何かで語る人は天才に多い。
凡人は秀才や天才になれない。凡人の最強の武器は共感力。その発揮には自分の言葉で語ること。小学生にもわかる言葉で語ること。そのために他人の言葉をデトックスすること、白状すること。
こういうことが、物語形式でか語れており読みやすく理解しやすく、しかもそれを教えてくれるのが渋谷の忠賢ハチ公、しかもなぜか関西弁。
私自身はやはり凡人。共感力を磨いていくしか道はないと腹をくくり、ええかっこせず、おなかを見せて自分の言葉で語っていこうと思った。