とりあえず1000冊読んでみる

人生の幅を広げるために1000冊読んでみる。軌跡を残すためのブログです。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

494冊目:有名企業からの脱出

あなたの仕事人生が手遅れになる前に 富山和彦著 企業再生のトップを務められた著者が赤裸々に大企業の問題点に迫る。JALの再生時には稲盛和夫さんに会長をお願いしたなど当事者でしか書けない迫真に迫る。 カネボウ、ダイエー、JAL、そしてシャープ、…

493冊目:本気でFIREを目指す人のための資産形成入門

30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法 穂高唯希著 題名通り、30歳で会社を辞めた著者がどうやって資産を形成していったかの指南書。 大まかにいうと、配当性向の高い株を買え。アメリカ株は日本株と段違いに配当性向が高い企業多い。企業業績…

492冊目:自由

苛酷な競争の果てにたどり着いた哲学 末續慎吾著 あの末續さんの本。世界選手権で日本人として初めて単距離、200mで銅メダルを取り、北京オリンピックで100m×4人リレーで銀メダルを取った。まだ日本人が100mで10秒を切れなかった時で、最も期…

491冊目:八日目の蝉

角田光代著 不倫相手の家で赤ん坊を見て忘れるはずが衝動的に赤ん坊を連れ去り、4年間逃げながら育てていく物語。小豆島のフェリー乗り場で捕まるときに、「待って、その子はまだ朝ご飯を食べてないの?」という映画のセリフをうっすらと覚えていた。 捕ま…

490冊目:無(最高の状態)MU

あなたが無くなったのは今に始まったことではない 神経科学と脳科学 鈴木裕著 人は埋めれつきネガティブである。生存するためには、警戒心の強い人ほど生き残ってきた。だから人は遺伝子としてネガティブだ。また、人は瞬時に物語をつくっている、どんどんと…

489冊目:蘇るサバ缶

震災と希望と人情商店街 須田泰成著 2011年3月11日東日本大震災による大津波が、石巻市にあった木の屋石巻水産の缶詰工場を壊滅させた。工場跡地に埋まっていた何万という泥まみれの缶詰を、震災前からつながりのあった世田谷の経堂の町に運ばれ、磨…

488冊目:たのしく生きたきゃ落語をお聞き

童門冬二 以前から落語に興味がありというか、上司で魅力のある何人かが落語は面白いと言っていたのが頭の片隅にあり、たまたま立川談志さんの本を探していたところ、この本に出合った。童門冬二さんは講演を聞いた縁もあり、歴史的人物を現代の人物に置き換…

487冊目:樹木希林の80の言葉

自分らしい生き方を貫く 人生上出来と思いながら生きていく 桑原晃弥著 人はやたらと他人と自分を比べたり、他人からの評価を気にしてしまう。樹木希林さんは、小学生時代、人と比べなくていいんだとということに気づいて、人と自分を比べなくなった。それが…

486冊目:本屋さんで待ちあわせ

三浦しをん著 三浦しをんさんが書く書評。書評を書き始めた身としては参考になればという思いと、新しい本との出会いがあればとワクワクしながら一気に読んだ。一番最初は女工哀史に萌えるとあり、小学生、しかも女子が女工哀史を愛読している話から。つらい…

485冊目:旅がなければ死んでいた

坂田ミギー著 インパクトある題名に負けず劣らずの破天荒な旅経験。アフリカ、南米、チベットなどあまり人がいかないところ、その中でも、誰もができない経験、何日もかけてモンゴルの遊牧民に会いに行くなどあきらめずやり抜く、そして、そこに人との出会い…

484冊目:一人称単数

村上春樹著 この本は何なんだろう。村上春樹さんの自伝的回想録なのか?赤裸々にその時その時のことが刻まれている反面、猿が人間の言葉を話し酒を酌みかわすところがあるなど、村上春樹ワールドといえばそれまでだが。 何冊かエッセイなども読んだが、やっ…

483冊目:大阪から日本は変わる

中央集権打破への突破口 吉村洋文 松井一郎 上山信一著 言わずもがなの日本維新の会の面々。 大阪の府市二重行政の問題点を過去の歴史から学べ、その中で大阪維新の会の発足から抵抗勢力とどのように戦い、大阪メトロのような成果を上げてきたが綴られている…