とりあえず1000冊読んでみる

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545冊目:専業禁止

副業したら本業が上がる仕組み 清水正樹著

 

2011年の創業から副業を推奨している珍しい企業、エンファクトリーのCBOである著者の自らの副業を持つに至った経緯、そこから生まれる効用、副業がもたらす効果を熱く語ってくれる。内容が具体的で本当にそうだと思える一冊。

特に今の時代は一つの会社でずっとという時代ではない。ならばいろいろな経験、いろいろなバックボーンを育てることができる副業はおすすめだと思う。

日本では、いまだ副業を認めてない会社が多く、大丈夫か日本と改めて思ってしまう。

自身の生き方も考えるチャンスになる一冊。

 

副業が個人に与えるメリット

①普段の仕事では得られないスキルや経験値が上がる

②業界や領域を超えた視点がみにつく

③主体的、自律的に働くようになる

④人脈やサードプレイスの確保

⑤社外で得た知識や経験を会社に還元できる

⑥収入アップとリスク分散による安心感

 

会社のメリット

①副業活動を共有することで社員のコミュニケーションが活性化する

②人間は身近な人の影響をうけるため、周囲の人も刺激されて前向きになる

③社員が外に出ていくことで知見や人脈が広がり、企業の還流される

④企業研修以上のスキルアップ効果がある

⑤採用時に、ユニークでモチベーションの高い人材が来るようになる