とりあえず1000冊読んでみる

人生の幅を広げるために1000冊読んでみる。軌跡を残すためのブログです。

520冊目:先生、どうか皆の前でほめないで下さい

いい子症候群の若者たち 金間大介著

 

僕にも思いあたる節があった。中学生のころ、運動部に入っててそこそこかっこよく、勉強もできたので、そのクラスはそういう人がいないクラスで、いじめられた経験があった。以降、目立ちたいけど、目立ってはいけない妙なブレーキの中で生きてきた。これが今の子供たちの世界に広がっているという。しかも自然と萬栄しているとは。以前より、学歴を重視、公務員志向はそれを裏付けるもの。これでいいのか日本と私の世代は思うだろう。長男のことが頭に浮かぶ。こういう世界に疲れたのか?逆についていけなかったのか?いろいろ考える示唆に富む本。いろんな世代の人が読むべき本。