2000年以上続いてきた国家秘密に迫る 竹田恒泰 久野潤著
古事記は何回か読んだことがあるが、並べ評される日本書紀はよんだことがない。しかも明治天皇の玄孫であり、なんでも言って委員会メンバー竹田恒泰さんの書いたものとなれば読まないわけにはいかない。
神代から神様に変わってこの世を治めた初代神武天皇。第41代持統天皇までの日本最古の歴史書である。漢文で記載されていること、一書曰(あるふみいわく)というように別の書ではこういわれいてるという客観性を担保していている点がグローバルと竹田さんは語る。全30巻にもなることから読むのは難しそうで、入門書で十分と思った。