山本晧一著
フリーランスの報道カメラマン。択捉島に上陸以来、日本の国境を取材のテーマに掲げて活躍しているジャーナリスト。
尖閣諸島のことはよく耳にするようになって、今は逆に日常過ぎて報道されなくなった中で1年に333日中国の船が接続水域に入る。接続水域とは陸地より44キロ(24海里)で日本の法令が及ぶ場所。そんな状況、危機感をあらわにしていくれる。北方領土も、竹島も、日本は各国との軋轢を恐れ、事なかれ的な態度にいることも知った。
特に、日本の最南端、沖ノ鳥島、最東端、南鳥島のことが知れたことで、日本の領土を意識することができた。