534冊目:落語DE古事記
桂竹千代著
今住んでいるのが鳥取、今度旅行に行こうと思っているのが宮崎ということもあり興味津々で読めた。というのも、大国主命が活躍するのが今の鳥取、島根。大国主命が国譲りの後、天照大神が孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を地上に派遣。その地が高千穂、祭っている神社が鹿児島の霧島。その子供の山幸を祭っているのが青島神社、そして山幸の子供(うがや)を産むときに、山幸の子供と認めさせるために自ら放った火の中で生んだ鵜戸神宮と行きたいところがザクザクと出てきた。ちなみにうがやの子供が初代天皇の神武天皇だそう。
大国主命、山幸など今まで聞いたことがある名前のつながりがよくわかる、しかも落語家がシャレを利かせて語っているので面白い。