558冊目:一人飲みで生きていく
稲垣えみ子著
筆者が一人飲みに悪戦苦闘しながら掴んだノウハウにとどまらず、なぜ一人飲みがいいのか、一人飲みが人生を広げることになることまで話がおよび、確かに、なるほどとうなる逸品。
スマホで壁を作ってはいけない、とにかく深呼吸して落ち着いて、そして周りに耳を傾けつつ溶け込んで、お店の方、周りの方に敬意をもって。周りと溶け込めない原因は自分にあるはず。などなど、一人飲みは単に食事をする場にあらず、お酒と料理を楽しみ、会話を楽しんでこそ一人前。これができれば、いつでもどこでも人とつながることができる、孤独ではなくなるというもの。早速、一人飲みを楽しみたいという衝動にかりたててくれる。