とりあえず1000冊読んでみる

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503冊目:不屈の心

上原浩治

 

最近よく解説者としてお見掛けするようになった上原浩治さんのエッセイ。

解説者として押し出しが強くもあり、控えめでもあったそんな上原浩治さんがどんな考えを持った人なのか気になって読んだ。

今も鮮明に残っっているのが、Bostonのユニホームを着てワールドシリーズ優勝を決めたシーン。人差し指を突き上げたシーン。ハイタッチしてベンチに戻るシーン。いずれも高揚感あふれる表情。

そんな上原さんは巨人に入るまで、ほとんど無名で1郎して決して野球では有名でない大阪体育大学に入ったこと、同じ年の高橋由伸は現役で慶応大学へ、そして六大学野球で活躍するエリート。反骨心あふれる裏側があったとは?

海外への挑戦、再度日本に戻ってきて巨人で。そして現役にこだわり続けたところなど今までに見えなかった上原さんの姿がみれるもの。

どうやって与えられた役割を演じてきたのか、心構えはなど参考になるところも多い。