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496冊目:韓国のホンネ

池上彰が聞く韓国のホンネ 池上彰

 

いつしか近くて遠い国と呼ばれるようになった韓国。韓国の方はどんな風に日本を見ているのかを知りたく読んだ。

北朝鮮との歴史、朝鮮戦争はなぜ起ったのかの歴史を紐解き、現代の韓国の政治が感情的に見えるのか?そして今の韓国の若者は日本のことをどう思っているのかを、実際に池上彰さんが現地でのインタビューをもとにわかりやすく教えてくれる。

さすがの池上彰さんの本だけあってわかりやすく書かれていた。

朝鮮戦争は、北朝鮮と韓国の戦いだけではなく、中国とアメリカの戦争でもあり、現在の休戦協定を破棄するためには中国、アメリカの承認がいること。

朝鮮戦争は中国がアメリカの動きを読み誤り戦争に突入してしまったこと。

北朝鮮は独立のために日本と戦ったが、韓国は直接戦わず独立を果たしたこと。

現在の韓国の若い人は、日本に対して好意を持っている人が多いということ。

李承晩以降の韓国の大統領がやったことなど書かれてあり、韓国と日本の歴史がよくわかり、学ぶことが多かった。