とりあえず1000冊読んでみる

人生の幅を広げるために1000冊読んでみる。軌跡を残すためのブログです。

424冊目:60歳からの教科書

お金・家族・死のルール

藤原和博

 

60歳は第二の成人だ。しかもこれまでの経験を活かせる有利な大人のリスタートだ。とインパクトのあるメッセージが目に留まる。

藤原さんの本は何冊か読んで、100万人に1人の希少性への方法はすでに知っており、60歳にだんだんと近づく中で、どんなことに備えないといけないのか、参考にと読み進めた。

 

みんな一緒の時代から、それぞれ1人の時代に突入。

みんな一緒の時代では、正解に早くたどり着くことが一番で、情報処理能力が必要とされた。それぞれ1人の時代では、正解がない。それぞれが納得する解を見つける必要があり、情報編集力、頭の柔らかさが求められている。この頭の柔らかさは他の人の脳も使える、他社の脳に連結して自分の脳を拡張していく。こんな世界。世界は変わったのだ。

 

希少性を高めるために、とにかく1万時間。1日8時間として3年で1万時間。これで100人に1人になれる。これを3つの領域をつくれば、100万人に1人の人、希少性のある人になれるというもの。

だから、希少性を高めるためにどんどんチャレンジ、自分を安売りしようというもの。

 

また、我々世代は、早くしなさい、ちゃんとしなさい、いい子にしなさいで育った。サラリーマン社会ではいいが、これからは脱正解主義、脱前例主義、脱事なかれ主義でいかなければならない。

 

昭和の時代は富士山型一山主義。今は八ヶ岳型連邦主義。いろんな山をのぼって希少性を高めていく必要がある。

 

自分自身において、どんな山があるのか?

サラリーマン、ゼネラリストとしてのマネジメント。

その延長上にある子会社経営、鳥取の地で。

そして、本をたくさん読んでブログで深める。1000冊よめばだいたい3000時間ぐらい、もっと読まないといけない。これも藤原さんが言う1万時間であって、自分なりに納得できれば1000冊でいい。

子会社経営がどこまで自分の糧になるのか、本はどうか

もう一つ全然違う分野を追求したいところ。ランニングは今までかなりの時間をかけてやってきたが1山足りえるかというとピンとこない。人との結びつきがないから。

息子のことで悩んでいることを同じような思いを持った人を助けることができないか、おこがましいか?せっかくの鳥取で地域貢献に結び付く何かできないかなどなど、考えるところ。

本を読むことの意義も再度認識することができた。いつも藤原さんの本で気づくことが多い。