とりあえず1000冊読んでみる

人生の幅を広げるために1000冊読んでみる。軌跡を残すためのブログです。

413冊目:わたくしたちの旅のかたち

好奇心が知恵と元気を与えてくれる

兼高かおる 曽根綾子 著

 

残念ながら兼高かおる世界の旅は名前は聞いたことがあるだけで、実際にテレビは見たことがない。曽根綾子さんも名前は知っているが本は読んだことがない。

高齢の二人が2017年に書いた本ということ、兼高薫さんの写真がきれいで、どんな人たちなんだろうと興味を持て読んだ。

1959年に兼高かおる世界の旅は始まった。海外旅行は車を買うよりも高い時代に。1年のうちの半分は海外での生活。一方、曽根綾子さんは小説家として視察団の一行として世界を旅するといった全く違う形での旅であったが、当時の世界旅行の大変さ、面白さを、黒柳徹子さんのように淡々と語る感じで対談形式で、語り合うのが面白い。鼓舞することやよく見せることもなくが好感を持てる。好奇心がなせる業。いつまでも好奇心は大事にしたい、まだまだ私もこれから旅したいと思った。