408冊目:プロフェッショナルたちの脳活用法
茂木健一郎さんの本
NHKプロフェッショナルの番組での取材に基づき、プロの脳の活用方法を紹介した本。
私自身に響いた言葉をいかに紹介。
自分と他人を比較し、他人に追いつくことだけを目指していては、自分らしさを失われてしまう。むしろ、劣等感を受け入れ、自分というものを磨き上げることで、光り輝く個性を身に着け、結果的に劣等感に支配されない生き方ができる。
喜びの大きさは成功するまでの負荷の大きさに比例する。
苦しい時でもあえて笑う。
私は実力が自信をつくるのではなく、自信が実力を創ると思うんです。
自信が持てない原因は不安という要素がある。人間の脳は正体がわからないものに対して、いたずらに恐怖を感じてしまう。そのため、もう一歩を踏み出すことを躊躇してしまう。しかしどんな不気味な姿をした怪物でも正体さえわかってしまえばほっとする。つまりいかなる局面でも最悪の事態の正体を見極め、そのようなときにどう対処するかをシミュレーションさえしておけば不安は払しょくできる。それを実践しているプロフェッショナルは少なくない。