381冊目:打たれ強く生きる
城山三郎さんの打たれ強く生きている人にフォーカスをあて、打たれ強く生きるとはを書いた指南書。城山三郎さんの本は好きでよく読んできたが、初めて目にした本。
その中で今の私にぐっと来たところをピックアップ。
英雄は要求される役割を見事に演じなければならない。役割を演じることはつらくて孤独な仕事である。疲労もストレスもたまる。自分で自分を慰めることができる人でなければならない。
ルソン助左衛門は、秀吉の奴隷にもならず、命も落とさず、フィリピンにわたって悠々とその黄金の日々を生きた、人生には第三の道があることを信じ、第三の道を生きた男である。
裸で生まれてきたのに、何不足と毎日念仏のように唱えてみる。
明日からの新生活、示唆に富む本であった。